川崎重工業は8日、オートバイ『W800』など4車種のチューブに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2010年12月2日~11年2月1日に製作された894台。
前後輪タイヤ・ホイールで、チューブの組み付けが不適切なため、チューブがタイヤとリムに挟まれて損傷、空気が漏れてバランスを失い、転倒するおそれがある。
全車両、前後輪チューブを点検し、チューブに損傷が認められた場合は新品と交換する。
不具合発生件数は5件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。