メルセデス・ベンツ日本は30日、メルセデスベンツ『Cクラス』の新型モデルを発売した。内外装のデザイン変更のほか居眠り防止機能の安全装備を採用、モデルにより最大で31%の燃費向上を達成しエコカー減税対象車とした。
新型Cクラスでは、居眠り運転による事故を未然に防ぐ「アテンションアシスト」を標準装備、80km/h以上で走行中、ドライバーに疲労や注意力低下の兆候が現れた場合、音とメッセージ表示で休憩を促す。
環境性能では、全モデル7速のオートマチックトランスミッションを採用し燃費経済性を向上させた。1.8リットル直列4気筒直噴ターボエンジン車の「C200」では10・15モード燃費で12.8km/リットル(JC08モード:11.8km/リットル)の燃費を実現している。
また、新たに設定されたモデル「C350ブルーエフィシェンシーアバンギャルド」では、最高出力306ps、最大トルク370Nmを発生する新開発の3.5リットルV型6気筒直噴エンジンを搭載、アイドリングストップ機能により動力性能と燃費を両立させたとしている。
エクステリアでは、最新のメルセデスのデザイン手法を取り入れ、ライト類にはLEDを多用した。インテリアは全面的に新設計されたダッシュボードを採用、全モデルCOMANDシステムを標準装備した。
価格
セダン:399万円〜680万円
ステーションワゴン:419万〜700万円