【ルノー メガーヌ 日本発表】クーペに続き5ドアハッチバック登場

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ルノー メガーヌ GTライン
  • ルノー メガーヌ GTライン
  • ルノー メガーヌ プレミアムライン
  • ルノー メガーヌ プレミアムライン(左)とGTライン(右)

ルノー・ジャポンは、『メガーヌ』をフルモデルチェンジして5月26日から販売を開始する。先行してスポーツクーペの「RS」が販売されていたが、今回導入されるのは5ドアハッチバックの量販モデルだ。

新型メガーヌは「デザイン・フォー・ザ・ドライバー」をコンセプトに、躍動的なエクステリアデザイン、フレンチタッチなインテリアと機能的で操作性に優れた装備、高い走行性能が特徴。フレンチタッチな明るいインテリアの「プレミアムライン」と、スポーティーな走りが楽しめる「GTライン」の2グレードを設定する。

エクステリアデザインは、2640mmのロングホイールベース、前後1545mmのワイドトレッド、前後ショートオーバーハングという安定感のあるフォルムと、流れるようなボディラインを特徴とする。

インテリアは、ドライバーが運転しやすいことを第一に考え、スムーズなラインを多用しながら散漫にならないようデザインとした。スイッチを始めとする操作系は、ステアリングの周辺やセンターコンソールの操作しやすい位置に配置、明るい室内空間を演出するため、ダッシュボードから余計なものを極力排した。

プレミアムラインには、デジタルのスピードメーターとアナログのタコメーターを組み合わせたメーターパネルを採用。ドライバーの正面に配され、視認性の高いデジタルスピードメーターには、他にクルーズコントロール/スピードリミッター、燃料、水温、ドアの開閉状態といった各種情報が表示される。

新採用のオートパーキングブレーキは、エンジン停止時に自動でパーキングブレーキがかかり、エンジン始動後走り始める際、自動で解除される。

収納スペースはクラストップレベルの372リットル(VDA方式)の容量を備え、開口部が広く、荷物の積み出しが容易な上、出っ張りの少ない使いやすい形状となっている。このほか、センターコンソールボックス、フロントアンダーフロアボックス、前後ドアポケットの合計31リットルの収納スペースを設けた。

高い走行安定性を発揮するため、マクファーソンフロントサスペンションが繋がる新しいサブフレームを採用。直径62mmの2本の円筒状のリンクでサイドメンバーに連結する。このため、横方向の剛性が向上し、ステアリングの正確性が向上した。

GTラインのシャシーは、よりダイナミックな走りを楽しめるよう、ルノー・スポールがチューニングを施した。フロントのスプリングレートは19%、リアスプリングレートは10%高め、同時に前後ダンパーの減衰力も高めた。全高が12mmローダウンされ、ロールセンターも30mm低くした。

エンジンは、ルノーと日産自動車が共同開発した2リットルガソリンエンジン(M4R)で、最高出力は140ps/6000rpm、最大トルクは195N・m/3750rpm。2000rpmで最大トルクの87%を発生するため、低回転でもレスポンスに優れる。コンロッド、ピストン、バルブの軽量化、アルミのシリンダーブロックの採用、複合材料の使用などにより軽量化した結果、エンジン重量は、1.6リットルエンジン並みに抑えた。

組み合わされるトランスミッションは、レスポンスの良い最新世代の6速マニュアルモード付CVTで、あらゆる走行シーンに対応する。

価格はプレミアムラインが268万円、GTラインが275万円。

《レスポンス編集部》

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