アストンマーチンは20日、『V12ザガートコンセプト』の概要を明らかにした。イタリアのカロッツェリア、ザガートとアストンマーチンのコラボレーションで生まれた新しいスーパーカーだ。

アストンマーチンとザガートは1961年、『DB4GTザガート』を発表。V12ザガートコンセプトは、そのデビュー50周年を記念したモデルに位置づけられる。

V12ザガートコンセプトは、『V12ヴァンテージ』をベースに、専用設計のボディを載せる手法を採用。2ドア2シーターの車体は、ハンドメイドによるアルミ製で、ルーフ中央部に窪みを持たせた「ダブルバブルルーフ」が特徴だ。

エンジンは、V12ヴァンテージ用の5935cc V型12気筒ガソリン。フロントミッドシップに搭載され、最大出力517ps、最大トルク58.1kgmを引き出す。駆動方式はFR。トランスミッションは、6速セミATを組み合わせる。

このV12ザガートコンセプトは、レース参戦の準備を施したモデルでもある。というのも、6月25〜26日にドイツで開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レースに、2台のV12ザガートコンセプトがエントリーするのだ。そのため、ロールケージや調整式ダンパー、ディフューザーなどが組み込まれている。

V12ザガートコンセプトは21日、イタリア・コモ湖畔で行われるクラシックカーの一大イベント、「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」で実車を初公開。市販版は、2012年にデビューする予定だ。
《森脇稔》