フォード米国販売、エコカーにシフト…4月実績

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フォードの米国主力車
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フォードモーターは3日、4月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は18万9778台。前年同月比は16%増と、8か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、フォードが前年同月比24.5%増の18万2542台、リンカーンが0.6%減の7236台だ。

フォードブランドの乗用車系では、主力セダンの『フュージョン』が前年同月比11.7%増の2万1189台と、8か月連続で増加。『フォーカス』も新型投入により、22.4%増の1万7265台と、5か月ぶりに増加に転じた。

2011年モデルでエンジンを一新した『マスタング』は、前年同月比59%増の8180台と2か月連続の前年実績超え。10年秋に新発売したコンパクトカー、『フィエスタ』は、ガソリン価格上昇を受けて、9147台と支持を集める。

フォードブランドのライトトラック(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)系では、ベストセラートラックの『Fシリーズ』が、前年同月比11%増の4万5435台を販売。『エスケープ』も10.9%増の2万1240台と人気だ。新型『エクスプローラー』は、137.8%増の1万2593台と好調な立ち上がりを見せる。

リンカーンブランドでは、『MKZ』が前年同月比40.1%増の2546台。『MKX』は16.5%増の1859台を売り上げた。

フォードモーターの今年1〜4月米国累計新車販売は、前年同期比16%増の68万6498台。同社のケン・クズバイ副社長は、「ガソリン価格の上昇により、顧客は燃費を最重要視するようになった。今後も燃費性能に優れるモデルを投入する」と述べている。

《森脇稔》

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