大畠章宏国土交通大臣は2日の閣議後会見で、東北方面の高速道路の無料化について「どういう形でやるのか、考え方を整理することはできないことではない」と、その可能性に触れた。
仮に無料化をするとすれば、財源と実施時期が問題になる。財源について、大畠氏はこう話した。「第2次補正に入れるのか、利便増進事業の一環として行うのか、いくつかのことがあるが、そこらへんのところも含めて検討しなければならないと、現段階では感じている」。
また、その実施時期については、「できるだけ復興事業に大きく寄与することが必要だから、できるだけ早くやったほうがいいかなと思う。その時期についても、関係の部署の話を聞きながらやりたい」と語った。
東北方面高速道路の無料化については、与野党ともに推進すべきという声が上がっている。