JFEエンジニアリングは15日、電力確保に関する緊急のニーズに対応する為、発電プラント事業部を設置すると発表した。
同社は、国内で非常発電用を主とするディーゼルエンジン800台を納入しており、これを常用で使用出来るように改造し、電力使用ピーク時等に自家発電を行うことで電力会社からの受電量を削減することが可能になるという。
この常用化改造は、ユーザーサイドでは電力確保に即効性がある有効な手段であるとし、同社では積極的に技術サポート業務を展開していくとしている。
また、同社は、発電設備のメンテナンス体制の強化、遠隔監視システム等のサービス提供のほか、自立分散型電源システム、コージェネレーションシステムや省エネ技術との組み合わせなどのトータルエンジニアリングの提供で、電力安定確保ニーズに対応するとしている。