【東日本大地震】陸地観測衛星 だいち による画像を公開

自動車 テクノロジー ネット
14日撮影された画像の全体(c)JAXA 14日撮影された画像の全体(c)JAXA
  • 14日撮影された画像の全体(c)JAXA 14日撮影された画像の全体(c)JAXA
  • 仙台空港を含む広範囲な冠水の様子(約25km×75kmのエリア)(c)JAXA 仙台空港を含む広範囲な冠水の様子(約25km×75kmのエリア)(c)JAXA
  • 陸前高田から南三陸までの冠水の様子(約50km×50kmのエリア)(c) 陸前高田から南三陸までの冠水の様子(約50km×50kmのエリア)(c)
  • 陸前高田から気仙沼までの冠水の様子(約20km×20kmのエリア)(c) 陸前高田から気仙沼までの冠水の様子(約20km×20kmのエリア)(c)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載の高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー)により撮影した被災地域の画像を公開している。画像は、アブニール・ツーのバンド3、2、1を合成したトゥルーカラー合成画像の表示となっており、人の目で見た色に近くなっているという。撮影された画像は、内閣府などの防災関係省庁や地方自治体に提供される。

 被災後の14日10時11分頃(日本時間)と被災前(2011年2月27日)にそれぞれ撮影された多賀城市から相馬市沿岸の画像の比較から、津波により同地域の沿岸部が大きく浸食された様子を見ることができる。また同じく14日に撮影された陸前高田から南三陸辺りの画像では、海上(紫色枠)にて、津波に流された漂流物と思われるものを確認できる。

 そのほかの画像にも、陸前高田から気仙沼南の地域や、本吉町が津波により冠水した様子がおさめられている。JAXAは今後も継続して観測をする予定だとしている。

【地震】JAXA、陸地観測衛星「だいち」による被災地域の画像を公開

《編集部@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集