トヨタのインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は1日、2月のインド新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は9308台で、前年同月比は55%増と、1月の53%増を上回る好調さだ。
好調なセールスの大きな要因が、2010年12月に発売したインド向け戦略車、『エティオス』。同車は2月、トヨタのインド販売の3割に当たる2786台を販売した。
また、10年12月以降の同車の累計販売台数は、4844台。ただし、累計受注台数は約3万台に達しており、トヨタは4日、インド第2工場での増産を決めたばかりだ。
エティオス以外では、『カローラアルティス』、3列シートのミニバンの『イノーバ』、中型SUVの『フォーチュナー』などが人気を集めた。
TKMのサンディープ・シン常務は、「2月の販売結果に喜んでいる。新型エティオスのおかげだ」と語っている。