2011年シーズンのWRC(世界ラリー選手権)にスポット参戦し、2012年からの本格参戦を目指すMINI『カントリーマンWRC』。同車の開発テスト映像が3日、ネット上で公開された。
同車はMINI『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)がベース。ドライバーは、クリス・ミークとダニエル・ソルドの両選手で、2011年シーズンは最低でも6戦にスポット参戦する計画だ。
WRC開幕戦のモンテカルロラリーでは、かつてクラシック『Mini』が大活躍。1964年、P. ホプカーク選手が乗る『Miniクーパー』のラリー仕様、「1071クーパーS」が初優勝。1965年にはT. マキネン選手が、同じくMiniクーパーSでモンテカルロを制した。1967年にはA. アルトーネン選手が駆る「1275クーパーS」が、ポルシェ『911S』との死闘の末、栄冠を勝ち取っている。
現在、開発テストの最終段階にあるMINIカントリーマンWRC。約40年ぶりの伝説の再来に期待がかかる映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。