フォードモーターは4日、2月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は3万1934台で、前年同月比は11%増と好調だ。
フォードの中国合弁には、乗用車の長安フォードマツダ(CFMA)と、商用車の江鈴汽車(JMC)がある。
長安フォードマツダの2月販売のうち、フォードブランドは全体の約8割に当たる1万9075台。『フォーカス』が、前年同月比22%増の1万2627台と牽引した。また『フィエスタ』も、4570台を売り上げた。
江鈴汽車の2月の実績は、前年同月比33%増の1万2585台。このうち、フォードブランドは『トランジット』が、前年同月比21%増の3409台をセールスしている。
フォードの11年1〜2月中国新車販売は、前年同期比16%増の8万5274台。とくにフォーカスが、24か月連続で月販1万台を超える好調ぶりを示している。