【ジュネーブモーターショー11】ジャガー XKR-S、Eタイプ 50周年を祝う

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ジャガー XKR-S
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『B99』はベルトーネのブースに展示されたため、ジャガーブースの主役は『XKR-S』が務めた。同社の大型GTスポーツ、『XK』シリーズの最強モデルである。

XKR-Sはジャガーの名車で、1961年に発表された『Eタイプ』のデビュー50周年を祝う特別モデルとして誕生。直噴5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーを積む『XKR』をベースに、さらなる高性能を追求した。

エンジンには吸排気系を中心にした専用チューンが施され、最大出力550ps、最大トルク69.3kgmを発生。XKRよりも、40ps、7.1kgmパワフルになった計算だ。

パワーアップに対応して、サスペンションやブレーキを強化。専用フロントリップスポイラー&リアスポイラーなど、エアロダイナミクス性能も進化した。ソリッドブルーの専用ボディカラーの効果もあって、迫力のルックスを生み出している。

動力性能は、0-96km/h加速4.2秒、最高速300km/hの実力。それでいて、CO2排出量は300g/km以下と、クラストップレベルにある。Eタイプの50周年を祝うに相応しい内容を秘めたモデルだ。

《森脇稔》

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