欧州市場からの撤退を決めたダイハツ。そのフィナーレを飾るモデルが登場する。新型『シャレード』だ。
シャレードといえば、初代モデルが1977年にデビュー。FFコンパクトカーの草分けとして人気を集めた。しかし2000年5月、4代目をもって生産を終了。しかし、中国では現地の合弁企業がシャレードを引き続き生産しており、人気車種となっている。
今回、久しぶりに欧州でシャレードが復活。しかし、写真を見ての通り、その実態は先代トヨタ『ヴィッツ』そのものだ。違いは、エンブレム程度である。
今年1月13日、ダイハツは2013年1月末をもって、欧州市場から撤退すると発表。円高・ユーロ安による採算悪化や、CO2排出量規制への対応が困難なことが理由とされた。この新型シャレードが、欧州でのダイハツの有終の美を飾るモデルとなりそうだ。