[写真蔵]ルノー メガーヌ RS…スポーツカーらしさを手に入れた

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メガーヌ ルノースポール
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ルノー・ジャポンが10日に販売を開始した新型『メガーヌRS』。これまでもスポーツグレードとしてルノースポール(RS)は存在したが、従来モデルとの大きな違いは、ノーマルグレードのハッチバックではなく日本では専用ボディとなるクーペをベースとしている点だ。

ボディサイズは全長4320mm×全幅1850mm×全高1435mm、ホイールベースは2640mm。大きく張り出したフェンダーアーチ、低く寝かせられたリアウィンドウ、厚みのあるリアバンパーが凄みをかもしだす。ルノー・ジャポンは「専用ボディのクーペであることが、RSを所有する人たちにとって大きな満足度につながるだろう」と説明する。

さらにメガーヌRSの特徴はデザインだけではない。F1技術で培われた走りにこそそれが大きく表れる。エンジンは250psを発揮する2リットル・ツインスクロールターボエンジンを搭載。最大トルクは340Nmで、1900回転から80%ものトルクを発生させる。同社はその走りを「アクセルの上に全身を乗せているかのよう」と表現するほど力強く、過激だ。

シャシーはRSの最上級仕様である「シャシーカップ」を採用。LSDも標準装備し、スポーツ走行時は高い剛性感を、通常走行時には安定した走りを実現する。

また、あらゆるシーンで走りを楽しむため横滑り防止装置(ESP)を3段階に切り替える「RSダイナミックマネジメント」を採用した。アクセル開度も同時にリセッティングされ、「スポーツモード」ではまるでレーシングカーのような鋭い走りを体感することができる。スポーツモードではさらに5段階のアクセル開度を調節することも可能だ。

ルノー・ジャポンはライバル車としてVW『シロッコR』を挙げる。スペック上では同レベルに見える両車だが、「装備内容、唯一無二のデザイン、F1直系の走り、これらを実現しながら385万円という価格はライバルに対し大きなアドバンテージとなるでしょう」と同社は自信を込める。

《宮崎壮人》

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