元F1ドライバーのキミ・ライコネンが今年、2011年シーズンからFIM MX世界選手権(国際モーターサイクル連盟世界選手権)に参戦する。カワサキモーターズ・ヨーロッパが8日、発表した。
ライコネンは「アイス1レーシング」モトクロスチームを設立、MX1とMX2のクラスでそれぞれ選手権を争う。チームマネージャーは、ライコネンと同じくフィンランド出身で、エンデューロで7回世界チャンピオンになったカリ・ティアイネンが務める。チーム活動の目的には、フィンランドの若い才能を応援することがある。
ライダーはMX1がトニ・エリクソン、MX2がルデ・ソデルベルグ。両名とも若いながら、フィンランド選手権ではそれぞれのクラスでトップを争う才能だ。ソデルベルグは「我々は得点するために参戦し、トップをめざす。その覚悟は出来ている」と語る。
アイス1レーシングにはジュニアチームもあり、フィンランド選手権に参加している5人のライダーが所属する。
マシンはカワサキだ。