【デトロイトモーターショー11】シボレーの戦略コンパクト、ソニック はアグレッシブ

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シボレー・ソニック
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GMのシボレー部門は、10日に開幕するデトロイトモーターショーにおいて、新型『ソニック』を初公開する。

新型ソニックは、2010年9月のパリモーターショーで披露された新型シボレー『アベオ』の北米バージョン。アベオは50か国以上で販売するGMの世界戦略コンパクトだが、米国、カナダ、メキシコの3か国だけは、ソニックの車名で発売される。

新型ソニックは、5ドアハッチバックと4ドアセダンの2ボディを設定。すでに5ドアの写真は公表されており、今回は4ドアセダンが初公開された。ハッチバック、セダンともにフロントマスクは共通デザインとなっており、若い顧客にアピールするアグレッシブなデザインが特徴だ。

インテリアはバイクをモチーフとし、タコメーターはアナログ、スピードメーターはデジタルを組み合わせる。囲まれ感の強いインパネは、ダークチタニウムなどのカラーコーディネートが可能だ。

エンジンはガソリン2機種で、『クルーズ』用の1.4リットル直列4気筒ターボ(最大出力138ps、最大トルク20.4kgm)と、1.8リットル直列4気筒NA(最大出力135ps、最大トルク17kgm)。トランスミッションは6速MTと、ATは5速または6速となる。

新型ソニックは、米ミシガン州のオライオン工場で2011年後半から生産開始。GMシボレー部門のクリス・ペリー副社長は、「シボレーは米国で唯一、小型車を現地生産するブランド」と強調している。

《森脇稔》

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