電気通信事業者協会(TCA)は7日に、2010年11月末現在における携帯電話・PHSの事業者別契約数を発表した。
それによれば携帯電話の合計契約数は1億1639万9500件(対前月比増0.4%)。事業者別では、NTTドコモが純増8万8100(前月5万7700)で累計5704万400件。auグループが純増8万2300(前月5万8400)で累計3243万1900件。ソフトバンクが純増27万6600(前月32万4200)で累計2407万5000件。イー・モバイルが純増5万600(前月6万800)で累計285万2200件。
PHSはウィルコムが純減4万4500(前月減4万1900)で累計369万1300件となった。BWA(Broadband Wireless Access)契約数は、UQコミュニケーションズが純増6万1900(前月3万6200)で43万5200件となった。
10月28日にドコモ『GALAXY S』が、11月26日にau『IS03』が発売され、いよいよ各社スマートフォンが出揃った形となった。これを受けドコモ、auともに契約数を前月より伸ばしたが、やはりソフトバンクの圧倒的強さは変わらず、ほぼ3倍近い差となっている。ただし、ここ数か月30万契約を超えていたソフトバンクも、今月は約28万契約と水準を大きく引き下げており、影響が皆無とは言えない状態だ。またここに来てUQコミュケーションが大きく純増を伸ばしたことにも注目したい。