日産自動車の志賀俊之COOは3日、トヨタ自動車やホンダが2012年に量産型電気自動車の市場投入を表明したことについて、歓迎すべきこととする一方で、先駆者としてリーダーであり続けたいとの考えを示した。
志賀COOは同日、横浜市にある本社で開いた新型電気自動車『リーフ』の発表会で一部報道陣に対し語った。
志賀COOは「たくさんの競合メーカーが入ってくることで、充電インフラなどの環境整備に広がりがでてくるようになり、非常に我々にとっても歓迎すべきこと」と述べた。その一方で「周辺のビジネスも含めて、色んなノウハウを蓄積しており、そういう先駆者的な部分も活用してリーダーであり続けたい」と強調した。
またトヨタが家庭で充電できるプラグインハイブリッド車を300万円程度での市販化を計画していることについて、志賀COOは「電気自動車をやっていれば、プラグインハイブリッドにはいつでも入れる。プラグインハイブリッドについても我々しっかりと研究しているので大丈夫」と述べた。

 
    


 
           
           
          
 
           
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