日産自動車は、17日に開幕したロサンゼルスモーターショーで『ムラーノ』のオープン仕様、『ムラーノ・クロスカブリオレ』を正式発表した。

開発コンセプトは、「世界初のAWD(オール・ホイール・ドライブ)のクロスオーバー・コンバーチブル」。クーペ、カブリオレ、そしてSUVと、3つのキャラクターを1台に凝縮したニッチ狙いの商品といえる。

同車の大きな特徴が、そのボディスタイル。ムラーノは4ドア車だが、このクロスカブリオレでは2ドアボディを専用設計した。量販狙いではないニッチ車だけに、日産の意気込みが感じられる部分だ。

ルーフはソフトトップを採用。スイッチ操作によって、ロックの解除も含めてフルオートで開閉できる。トランク容量は、オープン時が216リットル、クローズ時が350リットル(いずれもVDA計測法)。日産によると、オープン時でも、ゴルフセット2個またはスーツケース2個が積載できるという。

装備は充実しており、レザーシート、HDDナビゲーション、BOSE製オーディオなどを標準装備。このオーディオは、オープン時とクローズ時を自動判断し、最適なサウンドを届ける。内装色は、ブラック、ライトブラウン、ブラウンの3色が選択できる。

エンジンは4ドアと同じで、3.5リットルV型6気筒ガソリン。最大出力265ps、最大トルク34.3kgmを発生する。トランスミッションは、エクストロニックCVTだ。

ムラーノ・クロスカブリオレは2011年初頭、米国で発売。北米日産のアル・キャスティグネッティ副社長は、「日常生活にオープンエアという楽しみを加えるモデル」と語っている。
《森脇稔》