テスラモーターズは12日、東京・青山にアジア初のショールームをオープンすると同時に、スポーツEV『ロードスター』の改良モデル『ロードスター2.5』の販売を開始した。
ロードスター2.5は、2006年より販売してきたロードスターの改良モデル。「2.5」とあるが当然排気量を表すものではなく、従来モデル「2.0」からのバージョンアップの意。シリコンバレー発のテスラならではのユーモアといえるだろう。
フロントバンパーやディフューザーを刷新し、よりスポーティな外観を手に入れた。新デザインのアルミホイールは、シルバーとブラックを選ぶことができる。
バッテリーはパナソニック製で、1充電あたりの航続距離は最大394kmと発表されている。モーターは最大出力288ps、最大トルク40.8kgm、最高速度は201km/hとガソリンエンジンのスポーツカーにもまったくひけをとらないパフォーマンスだ。
ロードスターはロータスのコンパクトスポーツ『エリーゼ』をベースとしているが、共用部分はわずか7%ほどだという。残り97%はカーボンファイバーを用いて新たにデザイン・開発がおこなわれた「オリジナルのスポーツカー」(テスラモーターズ)だ。
価格は「ロードスター2.5」が1276万8000円、「ロードスタースポーツ2.5」が1481万5500円。