名車、ランチア『ストラトス』の復刻版ワンオフモデルとして注目されていた『ニューストラトス』。同車が12日に完成し、オーナーに引き渡された。
このニューストラトスはイタリアのカロッツェリア、ピニンファリーナが、ドイツの大手部品メーカー、Brose社の代表を務めるMichael Stoschek氏の依頼を受けて製作したワンオフモデル。フェラーリ『F430』のエンジンやシャシーをベースに、1970年代のWRC(世界ラリー選手権)を席巻したストラトスが甦った。構想段階から実車の完成までに、約2年を要したという。
12日、イタリア・トリノのピニンファリーナ本社では、納車セレモニーを実施。Michael Stoschek氏に、ニューストラトスは引き渡された。車両価格や詳細なスペックは公表されていないが、同氏にとっては最高にハッピーな1日になったに違いない。