富山市長、知事公用車の高級ハイブリッド車導入に批判

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レクサスの高級ハイブリッド車 写真:LS600hL
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富山市の森雅志市長は、富山県が知事公用車にレクサスの高級ハイブリッド車を購入したことについて批判したと読売新聞が伝えている。

記事によると森市長は「私も県民の一人で納税者だから“ちょっといくらなんでも”という気がする。世の中のトレンド(流れ)から見るとセンスが悪い」と批判。

一方の石井隆一富山県知事は「文章を読んだり、電話をかけたりできる動く知事室。一定の執務環境を確保して大いに働いてほしいという人も多いだろう」と、「同じようなもので、環境配慮車はレクサスしかなかった。年19万円ぐらいガソリン代が安くなるので、15年乗れば300万円の元は取れる」と説明しているという。

森市長は自身のウェブサイトで「それにしても千五百両とはね。日頃から倹約を心がけていて、御家人の俸禄も削減している中で思い切った買い物だ。四人かき型で複合電気動力型の駕籠がご所望なら、同じ駕籠屋が販売している同じ名前の駕籠の中にももっと廉価な駕籠もあるのになあ」と高級ハイブリッド車購入を皮肉った文章を掲載している。

知事公用車は『センチュリー』からの乗り換え。森市長の言うとおり、車内で文章を読んだりできるハイブリッド車を導入したいのであれば、トヨタブランドなら最上級グレードでも『クラウンハイブリッド』の620万円、『エスティマハイブリッド』505万7000円などもある。

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