2012年から、BMWからエンジン供給を受けると発表したばかりのサーブ。そのサーブが、FF車用のプラットフォームもBMWから導入する可能性があるという。
英国の自動車メディア、『AUTOCAR』が15日に報じたところによると、サーブは新型コンパクトの『9-2』用のFFシャシーを、BMWから供給を受ける方向で協議を続けているという。
すでにBMWは、『1シリーズ』の下に位置する入門シリーズに、BMWブランドとしては初のFF駆動方式を採用すると公表ずみ。サーブが導入を検討していると見られるFF用車台は、これと密接な関係がある。
サーブにとっては、BMWから技術を取り込むという狙いがある。またBMWにとっては、FF車台の開発にかかるコストを削減するというメリットがあると思われる。
果たしてサーブは、エンジンに続いて車台もBMWから導入するつもりなのか。新型9-2は、2012年以降に登場する見込みだ。