日産自動車は、新型『マーチ』の発売後1か月半の累計受注台数が2万台を突破したと発表した。
新型マーチは生産をタイに移管したため、品質問題などから販売の先行きを懸念する声もあったが、こうした声を打ち消す勢いで大ヒットとなっている。新型マーチはタイでも爆発的な人気となっている。
新型マーチは7月13日に発売した。販売目標は月間4000台なのに対して、発売から1か月半の9月1日現在で累計受注台数は2万0011台となった。
グレードで最も人気なのが「12X」で全体の71%を占める、100万円を切る最廉価グレードの「12S」は10%にとどまる。
ボディカラーはブリリアントシルバーが最も人気で26%を占める。次いでナイトベールパープルで21%、クリスタルライラックが16%。
上級グレードにはアイドリングストップ機構が標準搭載されているが、アイドリングストップ搭載グレードの比率が全体の82%を占めた。