日産から今秋に発表が見込まれる2011年モデルの『GT-R』。新たに採用される装備のひとつとして、2WD(FR駆動)モードがあるという。
この情報は、北米のGT-Rオーナーズクラブ、「NAGTROC」が24日、ウェブサイトに掲載したもの。同サイトによると、2011年(米国では2012年)モデルのGT-Rには、燃費の向上を目的として、現行の「スノーモード」スイッチの場所に、「フューエルセーブモード」スイッチが配置されるという。
このスイッチを押す(4秒間ホールド)と、GT-Rを2WD(FR駆動)の状態にできるというのだ。ただし同サイトによると、GT-Rは4WD走行が基本という姿勢に変わりはないという。
ランボルギーニは4WDの『ガヤルドLP560-4』に、2WD(MR駆動)の限定車、『LP550-2バレンティーノ・バルボーニ』を設定。ポルシェも4WDの『911ターボ』に2WD(RR駆動)の限定車、『911GT2RS』を用意して、腕利きドライバーのニーズに応えている。GT-Rの2WDモードは、これらとは性格の異なるものとなるようだ。