IPサイマルラジオ協議会は13日、8月31日までを予定していた「radiko.jp」(IPサイマルラジオ)の実用化試験配信を、当初の予定から3か月間延長することを決定したと発表した。
当初目指していた9月以降の実用化については、現状では試験配信中に発生したさまざまな課題や、実用化に向け取り組むべき事案が発生している状況としている。
現在、radiko.jpを利用する週間のべ聴取者数は300万人を数え、「radikoガジェット」は約95万DL、『iPhone』向けアプリは約65万DL(『iPod touch』、『iPad』含む)、Android向けアプリは約2万DL、とパソコンやスマートフォンでラジオを楽しむ人が日に日に増え、またアンケートにおいても99%の人がサービスの継続を希望しているという。
同協議会では、引き続きより多くの人にラジオを楽しめる環境を整えていく努力をしていくとのこと。