フィアットの小型MPV、イデア…南米向けが先行改良

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フィアットは『イデア』に大幅な改良を施し、ブラジルなどの南米市場へ投入すると発表した。

イデアは2003年3月、ジュネーブモーターショーでデビュー。『プント』のシャシーをベースに背の高いMPVを提案したモデルだ。欧州だけでなく、南米市場でも販売されている。

今回の改良モデルは、南米向けのみが対象。フロントマスクは、ヘッドランプ、グリル、バンパーのデザインを変更し、イメージを一新した。グリルの形状は、最新フィアット車のアイデンティティに従ったものだ。リアはテールゲート、テールランプ、バンパーのデザインが見直された。

新しいイデアには、「アトラクティブ」「エッセンス」「スポーティング」「アドベンチャー」の4トリムを設定。アドベンチャーは車高を引き上げ、バンパーガードやワイドフェンダーなどで、SUVテイストを表現している。

エンジンは3種類。1.4リットルガソリンと、ガソリン単独またはガソリン&エタノールの混合燃料で走行できる1.6/1.8リットルのフレックスフューエル仕様が用意された。

イデアの新モデルは、ブラジルで発売された後、南米主要国へ拡大展開。今回の改良は、近い将来、欧州向けにも施されると思われる。

《森脇稔》

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