BMWの市販EV、カーボン採用で電動化の重量増を相殺

2010年7月29日(木) 21時01分
BMWの画像
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BMWは28日、2013年に投入する『メガシティビークル』に新たなコンセプトとして「ライフドライブ」を採用すると発表した。パッセンジャー・セルに軽量かつ耐久性の高いカーボンを用いる事で、電動化により増加する重量250~350kgを完全に相殺することができるようになる。

メガシティビークルは、電気モーターを搭載したBMWグループ初の量産型EV。同グループは、駆動用モーター、パワー・エレクトロニクス、バッテリー・システムを含むドライブ・トレインを独自に開発している。

今回採用した、ライフドライブコンセプトは、「ドライブ」と「ライフ」という2つの独立したモジュールで構成される。ドライブモジュールは、シャシー内にバッテリー、駆動システム、構造部、クラッシュ機能をひとつの構造にまとめて集約する。ライフモジュールは、高強度で超軽量のCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製パッセンジャー・セルで構成される。

カーボン製パッセンジャー・セルを採用した量産車ではBMWが世界初となる見通し。

同グループは、この2つのコンセプトによる新しい車両構造を確立することで、低エネルギー、簡素化した生産プロセスの実現が可能なほか、デザイン創造性の幅も広がるとしている。さらにBMW製のEVとしてメガシティビークルは、CO2排出ゼロ、低騒音というだけでなく、新しい走りの歓びを提供するモデルとなることを最終目標として開発が進められているという。

《編集部》
2013年に市販予定のメガシティビークルの画像
CFRPで造られたフレームによる衝突実験の画像
M3に採用されているCFRPの製造工程の画像

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