ドイツを代表する自動車専門誌、『AutoBild』は21日、「クオリティレポート2010」の結果を公表した。韓国ヒュンダイが、第1位に選出された。
クオリティレポートは、同誌の毎年恒例となっている企画。9278名のオーナーの声に、リコール情報やTUV(ドイツ技術検査協会)が持つ750万台に上る各種データなどを加味し、品質に優れたブランドを選び出す。
ヒュンダイは、地元ドイツのBMWやアウディをはじめ、トヨタをも上回り、クオリティレポート2010でナンバーワンを獲得。ヒュンダイは、「ドイツ自動車メディアの権威から、品質が認められて光栄。商品自体はもちろん、アフターサービスなども評価された結果」とコメントしている。
すでにヒュンダイは、コンパクトカーの『i30』が英国『Auto Express』誌の「ドライバーパワートップ100」で第1位、『Which?』誌の「コンシュマーガイド」で最も信頼できるミディアムサイズカーに選出されるなど、欧州で高い評価を獲得している。