BMWのレストア工房、第1号車を引き渡し

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3.0CSi(1972年式)
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BMWは20日、ドイツに4月に設立した「BMWクラシックセンター」がフルレストアした第1号車、1972年式『3.0CSi』を、顧客に引き渡したと発表した。

BMWクラシックセンターは、BMWの旧車のレストアや修復を専門に行うメーカー直営工房として開設。BMWのクラシックモデルに対して、完璧なレストアやベストコンディションに保つ整備を要望する顧客が増えていることから、オープンするに至った。

同クラシックセンターが手がけたフルレストア第1号車が、1972年式3.0CSi。BMWの名車の1台として、挙げられるモデルだ。新車当時の淡いメタリックブルーのボディカラーが美しく再現された。オーナーの意向により4速MTは、『2.8CS』用のATに換装。これは2台存在した3.0CSiのプロトタイプをイメージしたものだという。

BMWグループクラシックのRalf Vierlein氏は、「我々は顧客のニーズに応じたレベルの高いレストアを行っていく」とコメントしている。

《森脇稔》

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