【EVEX & CSF 10】“リアルミニ四駆”が走り出す

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百花繚乱…異業種からのEV参入
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パシフィコ横浜で開催されている電気自動車開発技術展(EVEX)2010では、一風変わった“ミニ四駆”を思わせる電動バギーが登場した。

この試作車の名は「Gee Lar」。タイ語で「スポーツ」を意味するらしく、開発コンセプトについて製造元の試作中村板金(静岡県浜松市)は「いつまでも遊び心を忘れない…ミニ四駆を彷彿させるフレーム」と話す。

このクルマ、すでにミニカー登録がされていて、リアには水色のナンバーが付いている。同社は「二輪フレームや排気管の試作などを担当してきたウチが、『こういう試作もできますよ』と技術をアピールするためにつくったもの。すでに公道を走らせたが、乗り味はまるでミニ四駆のようだ。ミニ四駆には乗ったことないけど」と笑う。

「いまの中国がそうであるように、四輪の乗り物がクルマメーカーだけのものではないということも示したい。小さな会社でもいろいろとオリジナリティあふれるクルマをつくれるということを知ってほしい」と同社。

開発コストは「もろもろ込みで300万円から400万円ぐらいかな」と同社。さらに自信をこめて「これからこうした技術を買ってくれるパートナーや連携先を、こうしたイベントなどで探せたらいい」とも話していた。

EVEX:電気自動車開発技術展2010とCSF:クリーン発電&スマートグリッドフェア2010は16日まで、パシフィコ横浜で開催。

《レスポンス編集部》

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