ニッポンレンタカー、広島でEVレンタルを開始 リーフも導入へ

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ニッポンレンタカーサービスは5日、広島県が進める「ひろしまEVタウン推進事業」に参画し、2010年10月より広島県内の営業所7か所で電気自動車(EV)のレンタルサービスを開始すると発表した。

広島県で実施するEVレンタルサービスでは、三菱自動車の『i-MiEV』5台のほか、今年度発売予定の日産自動車『リーフ』2台の計7台を、広島県内の広島駅前営業所や福山営業所など主要な営業所7か所で貸し出しを行う予定だという。

これは、神奈川県横浜駅東口営業所、長崎県五島福江営業所に続くもので、配備台数、営業所数がこれまでの中で最大規模となる。レンタル料金は、i-MiEVの12時間利用で4120円。リーフの料金については後日発表されるという。

広島県は地球温暖化防止対策の一環として、「ひろしまEVタウン推進事業」を立ち上げ、EVの普及に力を入れている。「ひろしまEVタウン推進事業」は、県と民間補助事業者が協力し、EVの貸し出しや充電器の整備など、県民に対しEVの性能を実感できる機会を提供することを目的としている。

ニッポンレンタカーでは2012年度までに、レンタル車両のうち環境対応車両の比率を乗用車全体の90%以上に引き上げることを目標にしており、その一環として「ひろしまEVタウン推進事業」への参画を行っている。同事業では、ニッポンレンタカーが中心となり企業グループ「ゼロエミッションで動こう!ひろしま」を組織、充電器の整備を行う地元企業ウインドカー中国東や観光事業者などと協力し、EV普及の促進をめざす。

《宮崎壮人》

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