21日、米国ジョージア州のロードアトランタにおいて、MINIの米国法人、MINI USAの主催によるMINI『クーパーS』とポルシェ『911カレラS』の対抗レースが開催された。
これは、MINIがポルシェの米国法人に呼びかける形で行われたもの。しかし、ポルシェ側は参加を辞退したため、MINIは911のドライバーを公募。コリー・フリードマン氏が、911のドライバーに選ばれた。一方のMINIは、ブラッド・デービス氏がステアリングを握ることになった。
注目のレースは米国の有名サーキット、ロードアトランタの特設コースで実施。赤いMINIクーパーSと、シルバーのポルシェ911カレラSが用意され、会場にはMINIとポルシェのファンも招待された。
そして、レースはスタート。タイトなコーナー主体の特設コースで、MINIは自慢のゴーカートハンドリングを披露したものの、結果は2秒差でMINIが惜敗した。
レース後、MINI USAはポルシェ911との価格差に触れ、「ポルシェはMINIよりも1秒速く走るために、3万8000ドル(約345万円)かかったことになる」と、得意のジョークで締めくくった。
意外にもMINIが健闘を見せたレースの映像は、動画共有サイトで見ることができる。