BMWは14日、今秋発表予定の新型『X3』の先行量産モデルの写真を公表した。車体には擬装が施されているが、新型のアウトラインは確認できる。
次期X3は、現行型で好評のデザインをブラッシュアップする方向で、キープコンセプトのモデルチェンジを実施。目を引くのは、ワイド化されたキドニーグリルで、現行よりもはっきりした表情を作り出している。
また、ボディサイズは現行よりもひと回り大型化。にもかかわらず、車体の軽量化を促進し、現行比で約25kgの軽量化を達成しているという。
インテリアの写真は、ダッシュボードに擬装が施されているが、シートやトランクルームは確認できる。オプションのレザーシートは上質な仕上がり。トランクは現行よりも広くなっているようだ。
エンジンはガソリンとディーゼルで、直列6気筒が主力。すでに『5シリーズ』や『3シリーズ』が搭載する3.0リットル直列6気筒ターボが、ガソリンの最上級グレードに用意されると思われる。
次期X3は、9月のパリモーターショーで正式発表。欧州では年内に販売がスタートする。シャシーに関しては次期『3シリーズ』用をベースにしていると見られ、ハンドリングにも期待してよさそうだ。