アウディは12日、フランス・サルトサーキットにおいて、発売予定のEVスポーツ、『eトロン』のデモ走行を行い、観客にアピールした。このeトロンは、アウディが過去に2度披露したモデルとは別バージョン。市販の『R8』をベースに、EVパワートレーンを組み込んだモデルで、今回のルマン用に製作された1台だ。エンジンの代わりに搭載されるモーターは、最大出力313ps、最大トルク459kgmを発生。強力なトルクはフロント70%、リア30%の割合で配分され、0 - 100km/h加速4.8秒というパフォーマンスを実現する。前後重量配分は、42対58。スポーツカーにとって重要なウェイトバランスも良好だ。アウディは12日、ルマン24時間レース決勝前のパレードラップで、この最新eトロンを初公開。アウディチームで過去5回ルマンを制しているフランク・ビエラ氏が、ルマンの大観衆を前に、eトロンをデモ走行させた。アウディの1位から3位まで独占という形で幕を下ろした今年のルマン24時間耐久レース。『R15TDI』はディーゼル、eトロンはEVと、アウディの環境イメージをアピールする絶好の機会となったようだ。
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