フェラーリ・ジャパンは29日、フェラーリの最新V8モデル『458イタリア』を富士スピードウェイで開催しているオーナー向けサーキットイベントで、日本初公開した。
458イタリアは、最高出力570馬力を発生する4499ccV型8気筒エンジンを搭載、7速のF1デュアルクラッチトランスミッションとの組み合わせにより、走行性能は、0-100km/h加速が3.4秒未満、最高速度が325km/h。
F1で得たノウハウを色濃く反映させたモデルとあって、ドライバー席は、主要なコマンドスイッチ類をステアリングホイール上に配置するなど、F1のコックピットを思わせるもので、スポーツ志向の強いモデルとなっている。
また、ステアリングホイールに設置されたスイッチにより5つの走行モードが選べ、適度なドリフトを可能としながらスタビリティコントロールを機能させる「CT-Off」モードを追加するなど、車輛の電子制御技術も進化させている。
458イタリアの価格は2830万円。日本では7月中旬よりデリバリーが開始されるが、今から注文を入れても既に2年待ちの状態とのこと。