ピニンファリーナ、新型EVプロトタイプ披露

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ピニンファリーナは21日、イタリア・トリノでEVプロトタイプの『Nido』を公開した。同社の創業80周年を記念して製作された2シーターのシティコミューターEVだ。

Nidoは2004年、最初のプロトタイプが出現。その後、ピニンファリーナは研究開発を続け、今回最新バージョンのNidoを披露した。

Nidoの最大の特徴は、モジュラープラットホームの採用にある。EVだけでなく、ハイブリッド、ボディタイプでいえば、コンパクトカーからピックアップトラック、商用バンまで、幅広い応用が可能である。

今回披露されたプロトタイプは、コンパクトな2シーター・シティコミューターEVの提案となる。ボディサイズは、全長2905mm×全幅1683mm×全高1507mm。チューブラースチールフレームで構成されたボディは、900kg以下という軽量さだ。

リアに置かれるモーターは、最大出力40ps、最大トルク12.7kgmを発生。2次電池は、蓄電容量21.2KWhのニッケル水素バッテリーだ。0 - 60km/h加速は6.7秒、最高速は120km/h(リミッター作動)、最大航続距離は140km。充電は8時間で完了する。

ピニンファリーナはNidoの市販計画について、明らかにしていない。ピニンファリーナは世界中のさまざまな自動車メーカーと協業しているが、モジュラープラットホームは、自動車メーカーに対する提案の意味合いが大きいようだ。

《森脇稔》

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