富士重工業が26日に発表した2009年度の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年度と比べて横ばいの55万7092台となった。
国内生産は同1.6%減の35万6734台と前年割れとなった。
海外生産は同25.4%増の10万4346台と大幅に伸び、2年ぶりに前年を上回った。『レガシィ』のフルモデルチェンジにより年度後半に盛り返したため。
国内販売は同6.0%減の17万7903台と落ち込んだ。登録車はレガシィが好調で6年ぶりに前年を上回ったものの、軽自動車がダイハツからのOEMに切り替わったこともあって同12.9%減と不振だった。
輸出は前半の落ち込みが大きく影響し、同6.6%減の27万9398台と9年ぶりにマイナスとなった。