インド日産の徳山公信社長は9日、横浜市の日産自動車本社で会見し、5月に稼動開始するインド工場(チェンナイ市郊外)での2番目の生産モデルとして2011年からコンパクトセダンを投入すると明らかにした。
インド工場では、まず新型の『マイクラ』(日本名『マーチ』を5月に立ち上げる。11年に生産するコンパクトセダンは、マイクラと同じ新開発のプラットホーム(車台)を採用する。
徳山社長はこのセダンの車格について「マイクラと同じ『Bプラス』か、あるいは『C』セグメントにかかるかもしれない」と述べ、価格帯はマイクラよりも、やや高くなると示唆した。
インドではトヨタ自動車も2010年末からエントリーカーを生産する計画だが、同社も2BOX(ハッチバック)とセダンの2タイプを立ち上げる。