【ニューヨークモーターショー10】アキュラ TSXスポーツワゴン発表、ベースはアコード

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アキュラ TSXスポーツワゴン
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ホンダの高級車ブランド、アキュラは31日、ニューヨークモーターショーにおいて、『TSXスポーツワゴン』を公開した。『アコードツアラー』のアキュラ版である。

アキュラブランドの小型セダン、『TSX』は2003年にデビュー。日本や欧州向けの『アコードセダン』とメカニズムやボディパネルを共用しつつ、同ブランドのエントリーセダンとして、『RSX』(日本名:ホンダ『インテグラ』)後継車の役割を担った。

2代目TSXは、2008年4月のニューヨークモーターショーで発表。日本や欧州向けアコードがベースという点は初代と同様で、エンジンは2.4リットル直列4気筒(201ps)と3.5リットルV型6気筒(280ps)の2ユニットが用意される。

今回発表されたTSXスポーツワゴンは、TSX初のワゴンモデル。日本や欧州で2006年から販売されているアコードツアラーをベースに、フロントマスクなどの細部をアキュラ専用に手直ししている。

ボディサイズは、全長4810×全幅1840×全高1470mm、ホイールベース2705mm。日本仕様のアコードツアラーと比較すると、全長が60mm伸ばされた以外は、共通サイズだ。

エンジンは、セダンのV6は用意されず、K24A型2.4リットル直列4 気筒ガソリン「i-VTEC」のみ。トランスミッションは、パドルシフト付きの5速ATだ。米国EPA(環境保護局)予想高速燃費は、12.75km/リットルをマークする。

荷物スペースは、アコードツアラーと同様の仕上げ。60対40分割可倒式リアシートを倒せば、奥行き1835mmのフラットなスペースが出現する。サブトランクも装備。サイド収納の片側リッドを外せば、4つのゴルフバッグを横向きに積載できる。

TSXスポーツワゴンは2011年モデルとして、今秋米国発売。米国ホンダのジョン・メンデル上級副社長は、「乗用車にユーティリティを求める顧客にとって、新型はスマートな選択肢」と述べている。

《森脇稔》

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