東京モーターサイクルショーで午前中、大きな盛り上がりを見せたのがオーストリア・KTMのブース。何と、ワールドプレミアとなる電動モーターサイクル2モデルを披露したのだ。
最高出力22kW(30ps)のモーターとリチウムイオン電池を搭載し、70km/hの性能を持つ。KTMジャパンのミヒャエル・シャノー社長は「このモデルは2011年に日本をはじめ、世界各国で発売していく」と語った。
電動バイクは中国で急速に増えているほか、日本勢もホンダやヤマハ発動機が開発を急いでいる。ただ、大半はスクータータイプで、KTMのような本格モーターサイクルは珍しい。低回転域に強いモーターの特性を活かし、どのような走破性能を見せるか注目される。