フォード マスタング、米国で無給油チャレンジを実施

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マスタング(2011年モデル)
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フォードモーターは21日、2011年モデルのフォード『マスタング』を使用して、「マスタング1000ラップチャレンジ」を行うと発表した。新V6エンジンを搭載する2011年モデルの燃費性能をアピールするのが狙いだ。

マスタングは2011年モデルで、V6、V8エンジンともに一新。『マスタングV6』は、従来の4.0リットルを新開発3.7リットルに置き換えた。完全新設計のエンジンは、ヘッドを従来のOHC12バルブに代えて、DOHC24バルブ化。さらに可変バルブタイミング機構の「Ti-VCT」を採用した。これにより、最大出力305ps、最大トルク38.7kgmを発生。旧4.0リットル(213ps、33.1kgm)よりも排気量は300cc少ないが、最大出力は92ps、最大トルクは5.6kgm向上している。

燃費も新開発6速MT&6速ATや、新電動パワーステアリング導入の効果もあり、最大25%アップと改善されている。とくに6速AT車のEPA(米国環境保護局)高速燃費は、31マイル/ガロン(約13.2km/リットル)と、300psオーバー車で初の30マイル/ガロン超えを達成した。

フォードは、このマスタングV6を使用して、「マスタング1000ラップチャレンジ」を実施。NASCARが開催されるテネシー州のブリストルモータースピードウェイに、市販のマスタングV6を持ち込み、無給油で1000周走行に挑む。

ブリストルモータースピードウェイは、1周約860mのオーバルコース。ここを1000周となると、約860km走行する計算だ。フォードは専用ウェブサイトを立ち上げ、マスタングV6が無給油で何周できるか、当てるクイズを実施。正解者の中から抽選で1名に、実車のマスタングV6がプレゼントされる。

マスタング1000ラップチャレンジは、6月23日朝スタート。招待された一般観衆が見守る中、マスタングV6はNASCARのオーバルコースを、何周できるだろうか。

《森脇稔》

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