ホンダ『CR-Z』のインテリアで非常に特徴的なのはメーター周りであろう。
そのデザインを担当した本田技術研究所デザイン開発室第1ブロック1スタジオ尾崎貴史さんは、「09年の東京モーターショーに出品した『CR-Zコンセプト』とほぼ一緒で、メーター自身もこれを埋め込んでいたのです」と話す。
「ただ、モーターショーではクラスタースイッチはタッチパネルになっていたましたが、運転中にタッチするのは実際には非常に難しいので、市販車では現在のものにしました」
しかし市販車のクラスタースイッチも、タッチパネルと共通のデザインコンセプトで、「運転していて目を前方から離さずに、指で触って何があるかわかるような、出っ張りなどを施しています」と語った。