『CR-Z』発表会、名古屋会場となった名古屋市中区の観光ホテルで本田技研工業四輪営業部の芝利弘部長に受注状況に関して聞いた。
・販売目標は?
「販売目標は月1000台だが中部地区は月200台。トヨタの強い名古屋では、ホンダはよほどの商品力で勝負していかないと難しい。しかしハイブリッド車はトヨタとうちしかないし、CR-Zは独自性があるから期待している。」
・事前の受注状況は?
「すでに4500台の事前予約がある。が、当初考えていたのとは異なりその半数以上が20代、30代の独身男性だ。子離れした40代以上が主体になるクルマだと思っていたが、それは36%にとどまっている。これは意外だった。若い人の注文がここまで多いとは、と驚いている。そして9割が高い方のタイプαだ。」
・意外な反響?
「MTの比率は4割ありこれも多い。当初は想定していなかったお客様がかなり多いのではと考えている。その意味でこのクルマが売れることで、次のクルマづくりのヒントが得られるのではないか。また今後、どんな層に売れるようになっていくのか、楽しみでもある。いずれにしてもこのクルマをきっかけにショールームに足を運んでいただけるのはありがたい。」