【ジュネーブモーターショー10】MINI、iPhone対応車載エンターテインメントを発表

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スピードメーター内のMINIコネクテッド専用ディスプレイ
  • スピードメーター内のMINIコネクテッド専用ディスプレイ
  • スピードメーター内のMINIコネクテッド専用ディスプレイ

BMWグループのMINIは22日、新オプションサービス、「MINIコネクテッド」を発表した。このサービスは、iPhone対応の車載エンターテインメントシステムで、『MINIカントリーマン』にオプション設定。3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表される。

MINIコネクテッドは、アップル社と共同開発した専用USBインターフェイスを装備。『iPhone』と接続すれば、走行中でも安全かつ快適に、iPhoneのオーディオやインフォテインメント機能をフル活用できるのが特徴だ。

「MINIビジュアルブースト」と呼ばれる専用ディスプレイを、ダッシュボード中央の大型スピードメーターに内蔵し、iPhone接続中の必要情報を表示。操作は、センターコンソールのジョイスティックで簡単に行える。また、ウェブラジオ機能も搭載しており、運転中でも、世界中のあらゆるウェブラジオ放送が受信できる。

さらに、「ミッションコントロール」と呼ばれるサービスも進化。これは、安全性や快適性に関する情報をドライバーにわかりやすく伝えるシステムだ。例えば、シートベルト装着警告、エアコンの操作方法といった基本的な情報から、外気温や燃料残など、走行状況に応じて刻々と変わる情報を表示する。これは限定車の『MINI50カムデン』に先行導入されていたサービスだが、今回、MINIコネクテッドと連動させることで、いっそう利便性を増した。

MINIは、「MINIコネクテッドは将来、エンターテインメント、コミュニケーション、ナビゲーション、インフォメーションなどの分野で、車内に居ながら、さらに素早いアクセスを可能にする」と語り、システムの有望性をアピールしている。

《森脇稔》

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