[世界最高の仕事]レディエリオット島でエネルギー循環を見て

エコカー ハイブリッド
豪クイーンズランド州、島の管理人来日(18日)
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豪クイーンズランド州観光大使として、グレートバリアリーフなどの魅力を世界中に伝える「島の管理人」、ベン・サウスオール氏が来日した。

大学でクルマのデザインや技術を学んだクルマ好きの島の管理人は、ハイブリッドカーが行き交う東京の街を見て、これからのクルマに対する期待を語った。

「これからは、業界の壁を越えた技術開発が求められているのではないか。仮に石油業界と自動車業界が手を組んで技術を独占していた時代があるとすれば、それはもう長くは続かない。これまでは化石燃料を中心においた技術ばかりが発達してきたが、これからは持続可能な新しいエネルギーとともに開発されるクルマの新技術に注目していきたい」

また、クイーンズランド州の観光エリアをPRするために世界各国をめぐるサウスオール氏は、グレートバリアリーフにある小さな島への旅を勧めた。

「グレートバリアリーフの最南端にあるレディエリオット島へ行くと、エネルギーの大切さを実感できる。なぜなら、太陽光や風力などを活用し島内で“自家発電”させて、この島で必要となる電力のすべてをまかなっているからだ。本島などからエネルギーの供給を受けず、自立したエネルギー循環を生み出している。そんな島の姿を見に、ぜひ行ってみてほしい」

サウスオール氏が島の管理人となり、グレートバリアリーフの魅力をインターネットなどで世界へ発信してからは、ハミルトン島の宿泊者数が、4月から9月の前年同期比で66%増加しているという。

《レスポンス編集部》

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