フィアットは9日、欧州向けの『500』に新ディーゼルを搭載した。欧州複合モード燃費25.63km/リットル、CO2排出量104g/kmというクラストップレベルの環境性能を実現する。

この新エンジンは、「マルチジェットII」と呼ばれる。1月20日、限定車の『500by Diesel』に先行搭載されていたが、今回、500シリーズ全車に拡大展開された。

1.3リットル直4ターボディーゼルは、最大出力95ps/4000rpm、最大トルク20.4kgm/1500rpmを発生。可変ジオメトリーターボの採用により、従来よりも20psパワーアップした。0-100km/h加速は12.5秒から10.7秒へ、最高速は166km/hから180km/hへ、大幅な性能向上を果たす。

さらに、アイドリングストップ機能の「スタート&ストップ」やDPF(ディーゼル・パーティキュレート・フィルター)を装備。欧州複合モード燃費25.63km/リットル、CO2排出量104g/kmというクラストップレベルの環境性能を達成する。これは旧エンジンよりも約7%の性能アップだ。

フィアットは、「欧州Aセグメントのディーゼルで最もパワフル。それでいて経済性も高い」とアピールしている。
《森脇稔》