テスラ、シカゴにEVスポーツカーの販売店オープン

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米国のテスラモータースは21日、シカゴに販売店を開業した。世界で唯一、高速道路を走行できる動力性能を備えた量産EV、テスラ『ロードスター』を販売する。

テスラ・ロードスターは、2006年7月に初公開。米国シリコンバレーに本社を置くテスラモータース(2003年設立)が、ロータス『エリーゼ』をベースに開発したスポーツカーで、最大の特徴は電気モーターのみで走行するEVという点だ。

また同社は2009年1月、ロードスターに『スポーツ』を追加。モーターの性能アップにより、0-96km/h加速3.7秒を実現。EVスポーツカーのパイオニアとして、その性能に磨きをかけた。1回の充電で、最大386kmを走行可能。米国での価格は12万8500ドル(約1160万円)からである。

テスラモータースは、EVスポーツカーの販売拡大を目指して、シカゴに進出。同社のイーロン・マスクCEOは、「シカゴ近辺には、すでに約50名の顧客がおり、当社にとって重要なエリア」と語る。

ロードスターは、すでに累計生産台数が1000台に到達。米国ではロードスター購入者には、政府による7500ドル(約68万円)のタックスクレジットの他、シカゴのあるイリノイ州では独自に4000ドル(約36万円)の助成助金を支給するなど、購入補助体制が整いつつある。

テスラモータースはこれを追い風に、2011年に投入予定の4ドアEVスポーツ『モデルS』と合わせて、EVの拡販を図っていく。

《森脇稔》

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