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【カーエレ10】スバルのドライブシミュレータのルーツを発見

2010年1月22日(金) 09時15分
カーエレ10、フォーラムエイトの画像
カーエレ10、フォーラムエイトの画像
カーエレ10、フォーラムエイトの画像
カーエレ10、フォーラムエイトの画像
カーエレ10、フォーラムエイトの画像

国際カーエレクトロニクス技術展(通称カーエレジャパン、22日まで)にて、フォーラムエイトという会社が、モーターショーなどで見覚えのあるドライブシミュレータを展示していた。

この会社は、もともと土木建築分野で都市計画のためのシミュレーションやVR(バーチャルリアリティ)ソフトを開発している。道路、地形、建物のモデリングだけでなく、VR上に構築した道路には、実際の交通をシミュレーションして、渋滞ポイントや危険度などを調べることができる。ブースでは、「UC-win/Road」という3DのリアルタイムVRオーサリングシステムの体験コーナーなども展示されている。

このソフトウェアは、高度なVR環境を構築でき、さまざまなシミュレーションができるようになっている。体験コーナーでは、お台場周辺の地図データ、建物データを使って、自分で好きな道路を設計し、実際に車を走らせることができる。設計した道路には、時間あたりの交通量や車種別の割合(トラックが多い道など)など細かい設定が、名作ゲームの「シムシティ」のような感覚で可能になっている。

さて、この技術を応用した6軸制御のドライブシミュレータだが、上記のようなVR技術やシミュレーション技術がふんだんに採用され、制御機構とともにかなりリアルな体験が可能なものだ。今回の展示では、箱根ターンパイクの実データを再現したコースを4パターン(上り/下り、昼夜の組み合わせ)を走行してみて、エコドライブ度を判定するというものだった。

箱根ターンパイクを走ったことがある人なら、その忠実な再現度はすぐにわかるだろう。ただし、エコドライブの腕を判定するため、途中実際には存在しない、舗装のうねりが設定されている。このうねりやギャップをひろう感覚は、アーケード型のゲーム機でも体験できないものだ。

なお、このフォーラムエイトという会社のUC-win/Roadは、首都高速の大橋ジャンクションの設計のためのランプのシミュレーションにも活用されているという。ジャンクションの有効性検証、カーブの危険度や渋滞の発生箇所などの検証を行ったりもしている。

変わったところでは、鉄道の踏切の高架化を一晩で終わらせるための工事シミュレーションにも応用されたこともある。VR上で、重機が高架を取り付けたり実際の工事作業を再現し、本当に一晩で終わらせることができるかどうかを検証したそうだ。

《中尾真二》
UC-win/Roadによるお台場周辺のモデルの画像
CADソフトのように建物、道路、樹木その他を配置していく。道路の交通量などもシミュレーション可能だの画像
6軸制御シミュレータ。レクサスのシミュレータもフォーラムエイトが開発しているの画像
箱根ターンパイクの実写とシミュレーション画像の比較。これでダウンヒルの特訓をしてみたいの画像
エコドライブ判定の結果。走行データはすべてロギングされるの画像
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