2月に発売が予定されているホンダの新型ハイブリッドクーペ、『CR-Z』の価格が判明した。「α」(アルファ)と「β」(ベータ)の2グレードが設定され、αが249万8000円、βが226万8000円。
発表・発売は2月25日だがディーラーへの割り当てが少なく、いま注文すると納車は4月上旬になってしまう。早くしないとゴールデンウィークに乗れない。
トランスミッションはCVTと6MTが設定され、価格は同じ。またハイブリッドと6MTとの組み合わせは世界初だ。
燃費は、10・15モードでCVT仕様が25.0km/リットル、6MT仕様が22.5km/リットル。JC08モードでCVT:22.8km/リットル、6MT:20.6km/リットル。どちらの計測モードでもCVTの方が優れているが、これには「ECONモード」が貢献しているようだ。
CVTでもスポーツ走行ができるように、『インサイト』の「S」モードよりももっと高回転まで引っ張る「スポーツモード」が用意される。ほかに「ECON」モードとノーマルモード。6MTではティーチング機能として、「ECON」モードでシフトアップタイミングを矢印で知らせてくれる。スポーツ走行だけでなく燃費走行もできる。
αの装備は、βに加えてアルミホイール、メタルガーニッシュ、スマートキー、ECONモード、クルーズコントロール、VSA、革巻きステアリング、アルミシフトノブ、コンフォートパッケージなどが用意された“お得仕様”。事前注文の全てがαのディーラーも。
ナビはオプションで28万円。若干値が張る印象だが、ETCとワイドリアビューカメラがセットになっている。ワイドリアビューカメラは左右180度の視界が得られる。